疲れ果てるを回避!注文住宅のインテリア打合せを3~5回以内で終わらせる方法
こんにちは、ミサです!
注文住宅のインテリアコーディネートって、全て決まるまで結構時間がかかりますよね!
住宅会社の方針によっては、『クロスは決まってないけど着工しよう!』と強行突破でとりあえず着工する場合もあります。
ですが、決まる前に着工するとクロスが決まった後に造作材を変更しなければならないなど間違いのもとになるので、できる限り決まってから着工が良いですね!
かといって、なすがままに打合せを続けていると疲れ果ててしまいます。
私も以前は時間が流れるままに打合せをしていたのですが、ある時物件が重なり過ぎて疲れ果ててしまい、『なんとかせねば!』と思ったのが発端です。
そのためにどうしたらいいものか、考えに考え行き着いたのは、お客様との打合せ回数を減らすこと!
打合せ回数を減らすと、打合せ自体も減りますが、その間で行う作業(仕上表の作成やプレゼン依頼、見積依頼など)もその分回数が減りますし、何より間違いが少なくなります!
かといって、早く決めてくれ感を出したり、お客様にせかすような言い方をしてはNG。
そこで、打合せ回数を減らすために意識して行うことをご紹介致します。
打合せ回数を減らすために意識して行うこと
- ヒアリングをしっかりと行う
- 提案型で打合せをする
- お客様に宿題を出す
- ゴールを共有する
ヒアリングをしっかりと行う
これがいちばん大事なのでは、とつくづく思っています!
ヒアリングがしっかりできていないと、気付いたときには大変なことになっていることも…。
旅行で例えるなら、『沖縄に行きたい!』と思っているお客様がいらっしゃったとして、本音でなかなか話してもらえず、仕草や表情などで『北海道に行きたいのかな?』とこちら側では感じていたとします。しかし、北海道についた頃にお客様から「実は沖縄に行きたかったんです!」と言われ、完全に到着地点の方向を間違えるようなものです。
何を言いたいかと言うと、お客様に本音で話して頂けないと、到着地点が全く違う方向に進んでしまうということ。
ですので、本音でしっかりと要望を話して頂けるような関係性をつくれるように、コミュニケーションの取り方もとても大切ですね!
提案型で打合せをする
インテリアの打合せですが、一つ一つ決めていくので、お客様に聞きながら打合せするようなイメージを持ちますよね!
しかし、このような打合せの方法で行うと、残念ながらいつまでたっても打合せが終わりません。
例えば、設計の打合せですと、間取りプランは設計士が作成してご提案しますよね!
お客様に逐一、「リビングはどこに設置しましょうか?」「どれくらいの大きさがお好みですか?」と聞きながら間取りを作るわけではなく、ヒアリングをした後に間取り作成をして提案をしますよね。
それと同じで、ヒアリングをした後は、どんどん提案型で打合せをしていくことが大切です!
お客様に宿題を出す
お客様との打合せと打合せの間はどれくらい期間を開けていますか?
私の場合は、だいたい1~2週間位ですが、その間にお客様に宿題を出しておくことで、次の時の打合せがスムーズになりますよ!
- コンセント位置決め
- クロス決め
- 次回打合せで決めることの予習
私の場合は、大体こんなところをお客様にお願いしています。
コンセント位置決め
コンセントを使いそうな家電をお伝えして、図面に書いてきていただいてます。
また、コンセントのハンコもあるみたいなので、遊び感覚で押してきていただいてもいいですね!お客様が参加型の楽しい家づくりになりますよ。
クロス決め
クロス決めは一番時間がかかるところです。その分、一番家造りの中で楽しいところでもあります!
しかし、クロスは種類がたくさんありすぎて、今まで提案型打合せで提案をしてきましたが、クロスだけはお客様のお好みが一番色濃く出ることろ!唯一提案しても、再度選び直して頂くことが多かったなと感じています。
こちらが想像もつかないクロスをお客様が選ばれたことも多々あり、そういった意味でもクロスだけは提案よりもお客様に選んできて頂くほうがスムーズかなと感じています。
「お酒のつまみにちょうどいい!」とお客様におっしゃっていただいたこともありますので、ぜひ楽しんでお選び頂くといいのかなと思います。
次回打合せで決めることの予習
次回のお打合せで何を決めるかを事前にお伝えしておくと、予習をしてきて頂けます!
もちろん、お忙しくて難しいお客様もいらっしゃいますが、事前にお伝えしておくことでお客様の「今日は〇〇を決めるんだな!」という心構えがあるので、伝えないときと違い打合せで決まりやすくスムーズに進みますよ!
ゴールを共有する
ゴールというのは、インテリア打合せのゴール。つまり、着工までに仕様を確定する場合は、『いつまでに〇〇を決めますよ!』という着工までのスケジュールです。
意外とここが抜け落ちていて、時間が流れるままに打ち合わせを進め、仕様が決まってから着工という流れでいくと、デメリットしか起こりません。
- 着工日がずれる
- 仕様がなかなか決まらない
- お客様とのお打合せのスケジュールが合わない etc.
着工日がずれると、お引越しの期日があればお客様に迷惑がかかりますし、現場や基礎やさんなどの後工程の方にも迷惑がかかりますので、予定通りに進められるようにスケジュールを組みお客様と共有しそこに向かっていくという形を取っていきましょう!
まとめ
注文住宅のインテリア打合せを3~5回以内で終わらせる!
- ヒアリングをしっかりと行う
- 提案型で打合せをする
- お客様に宿題を出す
- ゴールを共有する
いかがでしたでしょうか?
これを意識するだけで、適度な打合せ回数の中でお客様とのいい関係性を保ちつつ打合せをスムーズに進めることができます!ぜひ、試してみて下さい。
それでは、また!